PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)は、PFASと呼ばれる化学物質群の中でも代表的な物質の一つです。撥水性や耐薬品性に優れていることから、さまざまな製品に使われてきました。

国際的には、2009年にストックホルム条約の附属書B(一部の用途を例外的に認めつつ規制する区分)に追加されました。日本では2010年に化審法上の第一種特定化学物質に指定され、2017年までに原則すべての用途で製造・輸入が禁止されています。

国際がん研究機関(IARC)による評価では、「ヒトに対する発がん性がある可能性がある」というグループ2Bに分類されています。断定的な評価ではなく、限られた証拠にもとづく分類である点に注意が必要です。