環境問題をゼロから学ぶ 第1弾
「環境問題を正しく人に伝えられるようになろう!」を目的にした新企画。むずかしく感じる環境用語や仕組みを、できるだけ簡単な言葉と「一言で言うと?」の視点でやさしく解説していきます。記念すべき第1弾は、ニュースでよく聞く「地球温暖化」です。
近年ニュースや記事で耳にする「地球温暖化」とはどういうことなのか、仕組みや問題点など、皆さんは知らない人にしっかりと説明できますか?この記事を読み終える頃には、人に説明できるようになっているはずです。では早速、説明していきます!
この記事の目次 8項目
地球温暖化とは?一言で言うと
この内容に出てきた「温室効果ガス」についても、続けて説明します。
温室効果ガスとは?一言で言うと
皆さんも「二酸化炭素が地球温暖化に影響を与える」ということは耳にしたことがあると思います。でも、他にも温室効果ガスがあるのを知っていましたか? しっかりとあげられるか、試してみましょう。
日本の法律で定められた温室効果ガスは7種類
日本では、「地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)」によって、7種類の温室効果ガスが定められています。この記事では、この7種類を一つずつ紹介します。
最初の二つまでは聞いたことがある人もいると思いますが、そこから下の5つは「なんやそれ」って思うのではないでしょうか(笑)。まずは一言ずつ、ざっくり整理してみましょう。
表は横にスクロールできます。
| ガス | 一言で言うと |
|---|---|
| CO₂ | 燃料を燃やすことで発生 |
| CH₄ | 生物やごみの分解で発生 |
| N₂O | 肥料の利用で発生 |
| HFCs | 冷媒の漏えいで発生 |
| PFCs | 半導体製造で発生 |
| SF₆ | 電力設備から発生 |
| NF₃ | 電子機器製造で発生 |
7つの温室効果ガスを一つずつ解説
ここからは、それぞれのガスについてもう少し詳しく見ていきましょう。
まとめ|次回予告
- 地球温暖化とは「温室効果ガスが増えて、地球に熱がこもり気温が上がる現象」
- 温室効果ガスとは「地球の熱を閉じ込める気体」のこと
- 日本の法律で定められた温室効果ガスは7種類(CO₂・CH₄・N₂O・HFCs・PFCs・SF₆・NF₃)
- それぞれ発生源も理由もまったく違う
これで、「地球温暖化って何?」「温室効果ガスって何?」と聞かれても、一言で答えられるようになったのではないでしょうか。
次回は「温室効果ガスの影響度」を詳しく解説
次回はこの温室効果ガスについて、それぞれどのくらい地球温暖化に影響を与えているのかを、より詳しく説明していきたいと思います。お楽しみに!
参考資料・出典
- 気象庁「地球温暖化について」気象庁のページを見る
- 環境省「令和元年版 環境・循環型社会・生物多様性白書」(温室効果ガスの種類について)環境省のページを見る
学んだことを使ってみよう|「7種類」と「7つの物質」は同じ?
HFCsとPFCsは、それぞれ複数の物質を含むグループです。7種類という整理だけを見て「対象の物質は7個しかない」と受け取らないようにしましょう。また、発生源の一覧は代表例です。あるガスと一つの産業が一対一で対応するとは限りません。ニュースを読むときは、物質名、排出される活動、対象地域を組み合わせて確認すると、何を減らす話なのかが具体的になります。
この解説を確かめる一次資料
資料確認日:2026年10月17日。上の具体例は、資料の考え方をもとにEcoLogが作成した学習用の整理です。