前回は、温暖化対策の2本柱である「緩和策」と「適応策」について解説しました。(第3弾の記事はこちら)
「なぜ地球温暖化が進むと、異常気象や海面上昇が起こるの?」ニュースで台風や豪雨、海面上昇のことを耳にしても、「気温が上がるだけなのに、なぜ?」と疑問に思ったことはありませんか?今回は、そのメカニズムを一言でわかりやすく解説していきます。
1 異常気象とは?一言で言うと
2 なぜ気温が上がると異常気象が増えるのか 仕組み
ポイントは「大気は温まるほど、多くの水蒸気を含める」という性質です。この一つの原理から、複数の異常気象が連鎖的に起こります。
この他にも、雨が降らない地域では逆に蒸発が進みやすくなり、干ばつが深刻化するという側面もあります。「降るところにはより激しく、降らないところにはより少なく」という両極化が進むのが、地球温暖化による異常気象の特徴です。
- 気温が上がると大気が保持できる水蒸気量が増えるのが根本原因
- 「降る場所にはより激しく、降らない場所にはより少なく」の両極化が進む
- 海水温の上昇は台風の勢力を強めるエネルギー源になる
3 海面上昇とは?一言で言うと
4 海面上昇の2つの原因 2大要因
「海面上昇=氷が溶けるから」というイメージを持つ人が多いですが、実はもう一つ重要な原因があります。
- 低い土地や島国での浸水・国土の減少
- 高潮・台風による被害の拡大
- 沿岸部での地下水の塩水化
- 生態系(マングローブ・サンゴ礁など)への影響
5 まとめ|次回予告
異常気象も海面上昇も、根っこにあるのは「地球の気温が上がっている」というシンプルな事実です。その一つの変化が、大気の性質や海水の体積を通じて、様々な現象に連鎖していきます。
異常気象・海面上昇の重要ポイント
- 気温上昇で大気中の水蒸気量が増えることが異常気象増加の根本原因
- 「降る場所にはより激しく、降らない場所にはより少なく」の両極化が進む
- 海水温上昇は台風の勢力を強める要因にもなる
- 海面上昇の原因は「熱膨張」と「陸上の氷の融解」の2つ
- 浮いている北極の海氷が溶けても海面上昇には直接影響しない
次回もお楽しみに!
このシリーズでは、これからも環境問題の基本を一つずつ、やさしい言葉で解説していきます。次回のテーマもお楽しみに!